
『ポケモンカードゲーム Pocket』は本日、待望のトレード機能を遂にリリースしましたが、プレイヤーの反応は圧倒的に否定的なものとなっています。先週クリーチャーズ社がメカニズムを公開した際にすでに批判はありましたが、実際の実装は予想以上に物議を醸す結果となりました。
制限の多いトレードシステムに対するコミュニティの抗議
プレイヤーは複雑なトレード条件について不満をSNSに殺到させています。このシステムでは、トレードスタミナ(時間経過でゆっくり回復するか、実費購入が必要)と、高価値カードの交換に必要なレアなトレードトークンの両方が要求されます。これらのトークンはコレクションの中から貴重なカードを「供出」することでしか入手できず、過酷な資源循環を生み出しています。
トレードトークンの問題点
特にプレイヤーの怒りを買っているのがこのトークン経済です。EXポケモン1枚のトレード(500トークン)に必要なトークンを入手するためには、5体のEXポケモン(各125トークン)を供出しなければなりません。このプレイヤーに不利な経済システムは、トレードが実際にはコレクションの規模を縮小させることを意味します。ゲーム内で最もレアなアイテムであるクラウン希少度のカードを供出した場合でさえ、得られるトレード能力はわずかです。
「このシステムはリソースをあまりにも消費するため、積極的にトレードする気が失せます」と、いら立ちを募らせる一人のプレイヤーはコメントしています。「ゲームプレイでトークンを貯めるより、パックを買った方が早いです」
開発者の沈黙と収益化への懸念
クリーチャーズ社は、先週はフィードバックを監視すると約束していたものの、アップデートがリリースされてからは沈黠を貫いています。多くのユーザーはこのシステムを、トレード可能な在庫を維持するためにより多くのパックを開封させることをプレイヤーに強いる、露骨な収益化策と見なしています。最高希少度のカードがトレードできないことも、こうした疑念に拍車をかけており、プレイヤーは必要なものをトレードする代わりに、ランダムなパック購入に対して課金を強いられています。
「これはトレードシステムではありません。手間を増やした金銭搾取システムです」と、トークン換算の計算結果をまとめたRedditユーザーは書き込んでいます。
今後の行方は?
『ポケモンカードゲーム Pocket』が『ダイヤモンド&パール』時代のカードの導入を準備する中、本日の反発はゲームの将来に影を落としています。トークンミッションの報酬といった潜在的な解決策は存在しますが、現在の実装は、ゲームプレイの質よりも利益の動機が優先されていることを示唆しています。クリーチャーズ社がこの抗議に応えるかどうかが、ゲームの寿命を決定づけるかもしれません。