レノボは現在、2025年フラグシップモデル「Lenovo Legion Pro 7i Gen 10」ゲーミングノートPCの予約受付を開始しています。最先端技術を詰め込んだこの高性能マシンは、Intel最新プロセッサとNVIDIA最新グラフィックスカードを搭載し、美しい高解像度OLEDディスプレイと充実したRAM/SSD構成が標準装備。正式にはまだ予約受付段階ですが、一部端末の出荷は始まっており、4月下旬からの到着が予定されています。
新発売: RTX 5080搭載Lenovo Legion Pro

Lenovo Legion Pro 7i Gen 10: 16インチ 2560×1600 OLED | Intel Core Ultra 9 275HX | RTX 5080 | 32GB RAM | 2TB SSD
レノボ公式価格 $3,599.99
Legion Pro 7iは、16インチ240Hz OLEDディスプレイ、Intel Core Ultra 9 275HXプロセッサ、NVIDIA RTX 5080 GPUにより卓越したゲーム性能を提供します。高速DDR5メモリ32GBとデュアル1TB SSDを組み合わせたこのモデルは、前世代フラグシップから大きな進化を遂げています。電力効率重視のCore Ultra 9 185Hとは異なり、新型275HXはi9-14900HXの正当な後継者として、RTX 5080の性能を最大限引き出します。
最新の接続オプションとしてWiFi 7とBluetooth 5.4を採用し、多彩なポート構成 - 140W給電対応USB-C、DisplayPort 2.1対応Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-Aを備えます。実用的なRJ45イーサネットポートやウェブカメラ用プライバシーシャッターも継承され、耐久性と携帯性を両立した高級アルミニウムマグネシウムシャーシに収められています。
RTX 5080搭載ゲーミングノート: 実機体験レポート
レノボの最新Legionシリーズは未検証ですが、別ブランドのRTX 5080搭載機の体験から興味深い知見を得ました。新GPUは従来型レンダリングでは控えめな進化ながら、DLSS 4.0のフレーム生成技術では劇的な性能向上を示します。テスト機種であるGigabyte Aorus Master(同150W TGP/2560×1600解像度)の結果から、Legion Pro 7iでも同様の性能が期待できます。
Gigabyte Aorus Master 16インチ RTX 5080搭載ノートPC レビュー Chris Coke
「NVIDIAの50シリーズ戦略は、生のレンダリング性能よりもAI強化性能を優先していることが明らかです。RTX 5080の基本性能は前世代をわずかに上回る程度ですが、マルチフレーム生成対応ゲームでは劇的な差が生まれます。一部から『AIフレーム』は人工的なブーストと批判されますが、技術が適切に実装されれば確かな性能向上をもたらします。タイトルによって性能は異なり - 『Alan Wake 2』は高設定時により顕著な入力遅延が確認される一方、『Cyberpunk 2077』では良好な結果を得ました。ニューラルシェーダーなどの新技術が登場しつつある今、将来を見据えた購入には意義がありますが、普及は開発者サポート次第です」